中 碧さん Aoi Naka 16期生
プロフィール~スイス公文学園高等部を卒業後、上智大学に進学、現在、日本の広告映像制作会社に勤務。
~KLAS is Journey.~
Q:KLAS卒業後の進路は?
A:卒業後は上智大学の文学部史学科に進学しまして美術史の勉強をしました。
そのあとに広告の映像制作会社に就職をして、最初のうちはプロダクションマネージャーという制作の仕事をしていました。
その後、異動があって、今は役員の秘書として働いています。
Q:KLASでの学校生活で今に活きていることは?
A:秘書という仕事は、相手の気持ちや考えを敏感に感じ取り、先回りして行動することがすごく大事だと思います。
寮生活で、常に誰かと一緒にいる生活をしていましたので、相手の気持ちを察することにはすごく敏感になりました。
「環境に適応していく力」が今の仕事に役立っていると思います。
Q:KLASを選んだ理由は?
A:幼い頃からずっと公文式を学習していました。
その中でスイスサマースクールの案内いただいて、実際にスイスへ行ってKLASを見学しました。
こんな環境で高校生活を送れたらすごく良いだろうなと思ったのが最初のきっかけです。
Q:海外に1人で行くことに不安はなかったですか?
A:寂しさですね、あったのは…。
でも、いろいろな経験ができて本当に楽しかったですし、日々の寮生活で友達と過ごす時間も本当に楽しかったので、KLASに行ってからはその寂しさは自然と消えていました。
Q:KLASで成長できたことは?
A:小学校・中学校時代は内気な性格だったんです。 KLASに行ったことで、自ら動けばいろいろなチャンスを手にできるということを身をもって学びました。 英語もすごく苦手で、勉強に対する苦手意識がすごく大きかったんですが、だんだん耳が英語に慣れてきて、「今、言われたこと、分かったかもしれない」から、「もっと聞けるようになりたい」、「話せるようになりたい」という思いに繋がって、積極的に勉強するようになりました。
親元を離れて暮らすスイスという地に家族が送り出してくれていることへの感謝の気持ちがすごく強かったので、自分が思っていたほどの成績がとれなかった時に、日本にいる母に電話をして泣いてしまって…。
母としては今まで好んで勉強をしなかったこの子が、勉強のことで泣くなんて、成長してくれて、本当に行かせてよかったと言ってくれました。
それ以来、勉強に対しても、運動に対しても、学校行事に対しても、常に全力でがんばろうという気持ちになりまして、卒業時には中学時代の成績では考えられないような上智大学の推薦をもらえるような成績・評価になることができました。
Q:KLASの良いところは?
A:日本の高校にいてはできない本当に貴重な経験を、たくさんさせてもらいました。
ヨーロッパ各国へのトリップやネパールでのボランティアなど、高校生という一番多感な時期に経験させてもらえたことで価値観も大きく変わりましたし、自分自身すごく強くなりました。
Q:KLASを一言で表すと?
A:“KLAS is Journey”
旅が大好きで、人生は大きな旅だと思っています。
旅をすることで、目で・耳で・口で、いろいろなものを感じて、吸収して成長していく。
KLASというのは、まさにそれで、いろいろ貴重な経験をして、自分の中に吸収して、どんどんどんどん成長していける場所だと思っています。