欧米流の生活指導、教職員との親睦、生活面・医療面のサポートなど、生徒の成長をバックアップする仕組み・スタッフ・施設が充実しています。
ホームルーム
ホームルームは日本人と外国人の教員が担当し、学習、生活、進路などの指導を行います。日本人の担任は保護者との連絡や相談の窓口となり、外国人の担任は英語や異文化についての相談役となります。年5回の成績評価は、各教科担当者が学習状況についてコメントを記入し生徒に渡し、ホームルーム担任が保護者にコピーを電子配信します。
教職員家族制度
(ファカルティ・ファミリー制度)
10代半ばで、親元を離れて暮らすTeenagerの子どもたちにとって、優しく見守りサポートしてくれる親のような存在は大切です。そこで、KLASでは、教職員(ファカルティ)が親となり、学年の枠を超えた生徒たちと模擬家族をつくっています。そして、本当の家族のようにバースデーパーティやピクニックなどの家族で日常的に行うようなレクリエーションを行い、生徒と教職員の間の親睦を深めます。そしてKLAS全体に家族的な雰囲気をつくりあげるサポート制度です。
教科指導
生徒は、多国籍の教員と積極的なコミュニケーションをとることで、多くの考え方、価値観、文化に触れ、グローバル人材として、国際感覚を育んでいます。そして、教員は、日々の宿題やレポートの提出・小テストを通して、生徒一人ひとりの理解度の把握に努め、生徒の学びをサポートしています。小規模校の特徴として、教員と生徒が時をともにする時間も多く、非常に距離が近く、生徒一人ひとりの様々な側面を把握し、時には教員として、時には兄姉のように、時には父母のように接しています。
学校事務室/アクティビティオフィス
異国の地で、しかも親元を離れての生活をする上で、分からないことだらけです。例えば、銀行ATMの使い方、郵便局からの発送方法、国際電話の掛け方など…様々。ただ、それを代行することは簡単ですが、子どもたちの自立を考えて、街に出て異文化に出会い、チャレンジすることを大切にしながら、温かく見守っています。具体的には、保険の手続き、銀行・郵便局とのコミュニケーション、一時帰国の際の航空券や個人旅行などを日本人スタッフと外国人スタッフが協力して担当しています。
医療体制
生徒の医療・精神的なケアについても、24時間体制を取り、現地の医療体制に詳しいナースが常駐し、週1回来校するスイス人校医とも24時間連絡がとれる体制になっています。英語で診察を受けるのに慣れないうちは、日本人の養護教諭の助けを借りることもできます。また、生徒全員が、入学前に必要な予防接種を受けることや、スイス連邦の公的医療保険と海外旅行傷害保険に加入することが必須で、安心してスイスの医療機関ので診察・治療を受けることができます。
充実した設備の校舎
シャレー風の教室が2棟、寮は男子、女子それぞれ1棟で構成され、教室と寮は地下の廊下で接続されていますので、冬も安心です。さらに、生徒ラウンジや、防音設備が整った音楽練習室、図書室など、仲間と楽しく過ごせる施設が充実しています。一方、インターネット環境は学校の共有エリアのみ通信可能となっており、人と人とが、直接関わる時間を大切にしています。