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守家 球美さん Tamami Moriya ― 9期生 ―

スイス公文学園高等部(KLAS)で学び、現在、様々な業界で活躍されている卒業生にお話をうかがうコーナーです。 3年間のスイスでの学園生活を振り返っていただき、率直なところを語っていただきます。

守家 球美 Tamami Moriya 9期生
~プロフィール~株式会社TIRAMISU

~KLAS is second my home.~


Q.現在の仕事内容は?

A.ベンチャー企業に就職して、独立してフリーランスをやって、夫と一緒に株式会社ティラミスという会社をやっています。海外から物を輸入してそれを日本で販売したり、自社で立ち上げたブランドでバッグを作って自社商品として売り出したりしています。
私はその中でPRの部分を担当しています

Q.KLASでの学校生活で今に活きていることは?

A.デザイナーのチームはフランスに、輸入のチームはイタリアにいますので、海外に出ることが多く、それらの仕事のサポートをしています。
並行してファッションのコンサルタントもやっていまして、海外テイストを取り入れたファッションの提案をしていますので、海外との仕事をやっていける強みはKLASにいたおかげだと思います。

Q.KLASで成長できたことは?

A.基本的に「学校内は英語」という環境で、授業の半分も英語でしたので、英語に慣れることができました。
あとはホームステイですね、ホームステイで日本人が一人もいない場所に3週間~1ヶ月間行かせてもらったりして、英語をしゃべらざるをえない状況で英語は上達したと思います。

Q.KLASを選んでよかった点は?

A.KLASの良いところはスイスにあるというところも大きいと思います。
スイスはいろいろな国に本当に行きやすい国で、安全な国です。
両親は便利で安全な立地や先生の半分が日本人でサポートしてくれるという安心感があって送り出してくれたんだろうなと思います。
私2歳の娘がいるんですが、娘を海外に行かせると考えると安全面や安心感はすごく考えますので、KLASは安全だし安心でチャレンジもできる場所だと思います。

Q.楽しかった思い出は?

A.仲の良い友達と4人で行った冬のヨーロッパバックパックツアーです。
4ヶ国に3週間くらいで、ヨーロッパの街を電車でまわりました。
もちろん安宿に泊まりたいので、宿を探そうと街の人に尋ねてもドイツ語圏で英語が通じず、すごく迷ってしまうなど本当にいろいろ大変なこともありましたけど、経験値がとても上がりました。
印象深く楽しかった思い出です。

Q.KLASの影響が?

すごく影響を受けすぎて、どこからどこまでがKLASの影響とは説明できないです。
「自分の意思を持つ」、「自分のやりたいことをやっていく気持ち」、「日本の常識は、まったく世界では常識ではない」ということを学び、世界が広がりました。

Q.寮生活は?

A.寮では2~4人同室で暮らすんですが、おもしろかったですね。
どうやって人と仲良くやっていくか、どうすれば気持ちよく過ごすことができるか、こういう時は喧嘩が起きる、そういったことはたくさん勉強したと思います。

Q.現在 KLASでできた友達とは?

A.2ヶ月に1回は集まって食事をします。
高校の時も、社会人成り立ての時も、36歳になった現在も同じメンバーで集まれるというのは本当にすごい友情だと思います。
親戚とか従兄弟みたいな存在の友達ができました。

Q.今後の目標は?

A.私は、娘とも家族とも行きたい国に一緒に行きたいし、いろいろな経験を一緒にしたいと思っています。
これからもいろいろな国に一緒に行っていろいろな経験をしながら、海外の仕事もさらに広めていきたいです。

Q.KLASを一言で表すと?

A.“KLAS is second my home.”
KLASで過ごした3年間は私の経験の糧、その時にできた友達は一生ものの友達、私の第二の故郷だと思っています。