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渡邉 まなみさん Manami Watanabe ― 16期生 ―

スイス公文学園高等部(KLAS)で学び、現在、様々な業界で活躍されている卒業生にお話をうかがうコーナーです。 3年間のスイスでの学園生活を振り返っていただき、率直なところを語っていただきます。

 

渡邉 まなみさん Manami Watanabe 16期生
~プロフィール~スイス公文学園高等部を卒業後、日本の私立大学に進学、現在はSlack Technologiesに勤務、フィールドマーケティング業務を担当。

~KLAS is future.~


 

Q:現在の仕事内容は?

A:ビジネス向けのコミュニケーションツールを提供するスラック テクノロジーという会社でフィールドマーケティングの仕事をしています。
よりSlackのユーザーを増やすために、イベントをやったり広告を出したり、幅広くいろいろなマーケティング活動に関わること全般に携わる仕事をしています。

Q:KLASでの学校生活で今に活きていることは?

A:しっかり自分の意見を持ったうえでグローバルな場所で戦っていく力です。
Slackに入る前も外資系のテックカンパニーで働いていたんですが、グローバルな会社では日本を代表して「日本のマーケットはこうだから、このようにしなければならない」ということを話すよう求められることがあります。
KLASで模擬国連に参加して、一つの国の代表としてコミュニケーションして切り開いていく経験をさせてもらった、それはすごく活きています。
英語が話せるから活躍できる、ということではなく英語を使ってお互いの文化が違っても、考え方が違っても、そこを理解した上でコミュニケーションできる力、グローバルな視点でコミュニケーションをとっていく力がすごく活きています。

Q:楽しかった思い出は?

A:アフリカのザンビアにボランティアトリップに行きました。
実際に行くまでに、みんなでバザーをやるなど高校生ながらにいろいろ駆使してお金を貯めました。そのお金をアフリカで学校を建てる支援をしているNGOの人たちに持って行ってただ渡すだけではなく、現地でアフリカの子どもたちと文化を交換する経験ができたこと、それは一番印象に残っています。
授業では文学(Literature)のクラスがありまして、その先生が大好きだったのと、いろいろな国の文学をどういうふうに読みとっていくかというところを勉強するのが、すごく面白かったです。
また世界史(World History)のクラスもすごく面白かったです。
英語で世界史を学ぶんですが、並行して日本語で日本史の授業を受けていましたので、同じ事実でも視点が違うと違った見え方になることわかりました。

Q:KLASのおすすめポイントは?

A:将来の進路を考えて行く時に、ものすごく可能性が広がると思います。
いろいろな国から来ている先生に接することで、いろいろな国の文化に日々触れることができる、カルチャートリップでスイス国内やヨーロッパ各国に実際に訪れて、その国の文化を学ぶことができる、そういった経験を積んでいくことは「自分が将来何をしたいのか」、「どういうことが自分は得意なのか」、「自分は何をしている時が一番楽しいのか」を考える時にとても役立ちました。
いろいろな角度からチャレンジする機会がものすごくたくさんあるので、3年間いろいろな経験をしていくことで、ものすごく自分の可能性が広がる場所になっていると思います。

Q:今後の目標は?

A:日本と海外の架け橋になる仕事に、これからもずっと携わっていきたいです。
今までもテクノロジー系の会社にいましたが、テクノロジーが進んでいるのはやはりアメリカですので、アメリカで成功しているテクノロジーを日本に広げるための架け橋になりたいです。

Q:KLASを一言で表すと?

A:“KLAS is future.”

可能性が広がり明るい未来につながる学校だと思います。